爺の夢竹取の如し。
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
夢破れ残されしは老夫婦。
消えゆく姿は、只朽ち果てていくのみ。
総て世は事もなし。(God in his hand)
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
夢破れ残されしは老夫婦。
消えゆく姿は、只朽ち果てていくのみ。
総て世は事もなし。(God in his hand)
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