2016.07.06 11:03爺の奥は既に細し。月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず。海浜にさすらへ去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。爺はただ消え行くのみ。dlife 爺の生き様。人生50年下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり。 60過ぎたら只のごみ。 動かぬ体で足掻く姿は魑魅魍魎のごとし。フォロー2016.07.07 10:57爺のテレビ徒然。2016.07.06 10:59夢破れし爺達0コメント1000 / 1000投稿
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